Toro® の機械は信頼性の高さで好評ですが、最高のマシンも整備があってこそ。一般家庭用、専門業務用、公共施設用などを問わず、寒い冬の間に以下の整備をきちんと行っておけば、トロの機械はまるで新品のように働いてくれるでしょう。

オーナーズマニュアルをチェック
月並みといえば月並みですが、これは大切。トロの機械はどれも、オーナーズマニュアルにメーカー推薦の定期整備計画が載っています。これをベースに定期的な予防整備を実施すれば、機械はいつでも最高のパフォーマンス。オーナーズマニュアル(やパーツについての情報)は、www.toro.com の「パーツとマニュアル」のタブから入手していただくことができます。

オイルを交換しましょう
「オイル交換は春でいいや」という人が多いのです。しかし、汚れて薄くなったオイルをエンジン内部に入れたままで放置するのは考え物。スラッジが沈殿し、場合によっては錆が発生することもあるのです。オイルについては、いつでも「古きを捨てて新しきを得る」のが正解。

燃料タンクの内部清掃をしましょう
最近の燃料にはエタノールを添加したものが多く、30 日を超えると自然に分解してヤニ状の物質となり、これが燃料に接しているアルミニウムを腐食させてしまいます。燃料タンクから燃料を抜き取り、エンジンを作動させてキャブレターを空にしておきましょう。燃料の抜き取りができない場合は、燃料タンクを満タンにした上で高品質の燃料スタビライザを添加しておいてください。スタビライザが燃料系統全体に回るように、エンジンを数分間運転してください。

機体の内外の洗浄
汚れは性能劣化の原因です。機械を格納する前に、フィルタの清掃または交換をしましょう。可能であれば、機体にはカバーを掛けて汚れや風雨などを防ぎましょう。

バッテリーは満充電状態で
バッテリーを搭載している機械では、バッテリー液の量を点検し、不足している場合には蒸留水を補給してください。そしてバッテリーをフロートタイプの充電器に接続し、来シーズンまで満充電状態で保管してください。

ここまでしておけば、シーズンの始めに燃料を入れてオイルをチェックするだけですぐに使い始めることができます。定期的に整備をすれば、Toro の機械はこれから何年間にもわたって素晴らしい性能を発揮し続けます。

お手持ちの Toro 製品の定期整備や格納保管についてさらに詳細をお知りになりたい場合には、お近くのトロ社ディストリビュータへ。除雪、芝生管理などトロがご提供する数多くの製品を toro.com でご覧ください。

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